そう考えると、憂鬱で仕方ない。
集合したくないな…、と思ってしまう。
でも。
決めたんだ。
今日、水川穂乃と……
話す。
そうしないと、謎は
解けていかない気がするから…。
一歩一歩、重い足を前に出す。
寒いはずなのに、出てくる冷や汗。
肌に張り付いた汗を拭って、前へ進んでいく。
…青斗の、誤解を解く為にも。
あたしは、動かなければならない。
「ね、広也。今日、水川穂乃と話してみようと思うんだ。」
あたしが言うと、広也は酷く驚いた顔をした。
「おい、道香、正気か!?」
「勿論。…だって、聞いて何か教えて貰えるなら、そっちの方が効率良いでしょ?それなら、あたしは聞くよ。」
「だけど、何されるか分かんねーぞ?」
広也は、あたしを心配してくれてる。
…ありがとう。すごく嬉しいよ。
「大丈夫。ていうか、そうなったら助けてっ。なーんてね。」
ふふっ、と笑う。
広也は、怖がりのくせに「任せとけ!」だって。
…多分だけど。
水川穂乃は、あたしとなら話してくれる気がする。
この前は、話してくれた。「奪わないで…」とか…
話した、と言うより、「話された」の方が近いけど。
あたしは、もうこのゲームを終わらせたいから。
もうこんなゲーム、やめてほしいから。
ゲームが終わるなら、あたしは死ねる。
明日美達が助かるなら、命を掛けてゲームを終わらせる。
それがきっと、あたしの使命。

