部屋に入っても、あたしは平常心を保つ事ができた。
今まで、「兵士がいる…」「血がある…」とか、色々考えて居たけれど、もうそれも“あたりまえ”と化した。
サクサクと、テストを解く。
少しずつだけど、難易度が上がって来ているのを感じる。
もしかしたら、負けるかもしれない。
そんな不安を煽るようだった。
でも、万が一の場合には“免除カード”があるから。
そう考えるだけでも、少しは安心できた。
テストを終わらせて青斗を見た。
…え……。
現在の青斗も、上の空…。
グループの、勝利が掛かっているのに…
それから、相手グループの二人が提出。
青斗も、フラフラと立ち上がり、テストを提出した。
「青斗!何でそんなに上の空なの!?グループの勝利も掛かってるし、青斗がそんなんだったら、皆心配するんだよ!」
何も、答えない青斗。
相手グループは、何事か、と此方を見ていた。
兵士は、黙って事の展開を見守っているようだ。
「なんで何も答えないの!?あたしも皆も、今日の青斗がおかしいって思って、心配してるんだよ?ねぇ、青___」
青斗、そう言おうとした時。
青斗は、あたしを冷ややかな目で見ていた。
そして…。
こう呟いた。
「お前のせいだ…。」
…と____

