絶体絶命!死のバトル

「あっ、道香っ」

あたしがドームに入ると、広也、伊織、明日美の三人が来ていた。

明日美は、真っ先に駆け寄ってきてくてた。


広也と伊織は…


なにか、楽しそうにお喋りしながらこっちに来ている。


広也の楽しそうな笑顔…


あたしはそれを見ると、胸がチクン、と痛くなった。

…本当に、なんなのこの感情。

胸が痛くなったり弾んだり。


…やっぱり、恋?…

違う。恋なんかじゃない。


あたしは、恋なんてしてない。

それに、今は…

恋に、うつつを抜かしている暇なんか微塵もない。


それから、少しして、青斗が来た。

「お、青斗。やっほ。」



「…あ、み、道香か……よっ…」


気のせいか、青斗がよそよそしい。

…どうしたんだろう?


「よ、青斗。なんか、収穫あったか?お前だろ、水川穂乃の遺族、あたってんの。」

あ、そうなんだ。

広也に続いて、あたしと伊織と明日美が、青斗に注目した。


「あ…やっ……なかった……」


どこが、挙動不審な青斗。
皆、ふぅん、と言ったけれど、異変を察知したのはあたしだけではないみたい。


「あたしは、色々報告があるんだ。」


そして、今日調べた事を話した。

広也、伊織、明日美は、興味深そうに聞いてくれた。


……青斗は____

なんだか、上の空って感じで、話は一応頭に入ってるみたいだけど、リアクションが全くない。


…青斗、どうしちゃったの??