あたし達は、明日の事をもう一度確認してから、それぞれの案内人を呼び出し、
帰って行った。
あたしも、アーテを呼び出して、白い異空間へ入る。
この空間も、もう慣れた。
あたしは、そんな事より明日の心配をしていた。
明日はきっと…
何か、掴めるわよね……
あたしは、それから、深い眠りについた。
疲れたのか、終わった事に安心感したのか、両方か……
* * * * * * *
「…お……て…、おき……て…」
あたしは、誰かの声で目覚めた。
「あ、お母さん…あたし寝てたんだ…」
「えぇ。気持ち良さそうに。さぁ、行くわよ」
「はぁい」
あたしは欠伸をしながら、飛行機から降りた。
その後は、色々な場所を回り、国を満喫する。
不思議と、その時だけは、首取りゲームの事を忘れていられた。
そして…、目覚ましをセットしてフカフカのホテルのベッドに入る。
その気持ち良さは尋常じゃなくて…
あたしは、すぐ眠りについた。