「調べよう。この、ゲームの事」
あたしが、そう言い放つと広也達は驚いて
「何言ってんだよ?何もわかんねーのに調べようねーだろ」
「水川穂乃。…あの、女の人の名前」
広也達は何も言葉を発さない。
「止めなきゃいけないんだよ、こんなゲームは…。あたし達の手で。」
あたしは、皆を見据えた。
それにおされて明日美が、
「私…調べる。このゲームを、終わらせたい。何より、道香の助けになりたい」
と、言ってくれた。
“道香の助けになりたい”…。
こんな事、はじめて言われる。
仲間って、思っていいの?
友達、って思っていいの……?
「ありがとっ…、明日美…」
あたしは、気付けば涙を流していた。
それに対して明日美はやわらかく笑う。
初日、泣いていたとは思えない。
強くて優しい、明日美の笑顔。

