…やっぱりあたしは、お母さんの自慢の道具でしかないのかな…?


一位しか取らない人間だなんて、いくらなんでもおかしいよ。


…もう、嫌だ……


首取りゲームも、両親も、


過去に縛られてるあたしも…。



優香も、こんなんだったのかな…



何もかも、嫌になって




死んじゃったのかな…___



あたしも、もう、こんなの嫌だ。

生きている実感。



首取りゲームの世界では、生きたいと思っているのに、

血を見るたびに、あたしは、生きてるって感じてるのに…__


なんでこの現実では、そう思わないんだろう。


生きたいって、思わないのだろう。


“死”って、なんなの?
“命”の重みなんて



分からないよ…。