「宮本部長!こんな所に何の用ですか?!」

たどり着いたところは、埃っぽい資料室。

文句を言う私の両手に、ドサドサッと資料を乗せていく。


「これ、今日中に、まとめて」

「私がですか?」

「…他に誰がいる?」

「・・・」


無表情に言われ、言葉を失う。


「じゃあ、頼む」

「・・・・」


な、ななな・・・なんで私?!

ただでさえ仕事が山積みで、隆盛の仕事もこなしてるっていうのに・・・

この大量の資料を、今日中にまとめろって?

私じゃなくても、暇そうな若い女子社員が腐るほどいるじゃない。

パタンと静かにしまったドアを、私はしばらく睨んでいた。






・・・もぅ!今日は、私の厄日だ!!