「んー!やっぱり美味しい秋人のクッキー!」
昼休み、教室の端の机で俺、ひより、中谷のメンバーで昼飯を食べていた。
ひよりは弁当よりクッキーを先に食べている。
「それにしても…」
俺は隣の中谷の顔をまじまじと見つめる。
中谷はカレーパンを頬張りながら見つめてくる俺の顔を眉をひそめて見てきた。
「な、なんだよ…。気持ち悪いぞ久我…」
「あ、ああ悪い。でも中谷、お前昨日帰ってるときいきなり消えただろ」
俺がそう言うと、中谷はカレーパンを口に入れたまま「は?」という顔をした。
「何言ってんだよ。昨日は俺は部活があるからお前先に帰る約束だったろ」
「は?ちげーよ、お前が消えた後ひよりが走ってきて……」
すると、ひよりはクッキーを食べるのを突然やめて、俺の口にクッキーを詰め込んできた。
思わずむせてゴホゴホと咳き込むと、ひよりはニコニコしながら言う。
「そうなんだ。中谷くんがいなかったから二人とも喧嘩でもしたのかと思った」
「どーゆーこと?ひよりちゃん」
中谷が聞く。
「昨日私が帰るときに秋人がいなかったからさ、走って追いかけたらいつも中谷くんと帰ってる秋人が一人だったからさ。喧嘩して別々に帰ったのかと思って」
すると、中谷は笑いながら俺の肩を掴んで言った。
「俺たちが喧嘩なんかするわけねーだろ。ひよりちゃんと久我みたいに俺と久我はラブラブだし。な!久我」
「いや、俺とひより付き合ってねーし…」
ひよりをチラッと見ると、ひよりはまだニコニコしたまま俺を見ていた。
昼休み、教室の端の机で俺、ひより、中谷のメンバーで昼飯を食べていた。
ひよりは弁当よりクッキーを先に食べている。
「それにしても…」
俺は隣の中谷の顔をまじまじと見つめる。
中谷はカレーパンを頬張りながら見つめてくる俺の顔を眉をひそめて見てきた。
「な、なんだよ…。気持ち悪いぞ久我…」
「あ、ああ悪い。でも中谷、お前昨日帰ってるときいきなり消えただろ」
俺がそう言うと、中谷はカレーパンを口に入れたまま「は?」という顔をした。
「何言ってんだよ。昨日は俺は部活があるからお前先に帰る約束だったろ」
「は?ちげーよ、お前が消えた後ひよりが走ってきて……」
すると、ひよりはクッキーを食べるのを突然やめて、俺の口にクッキーを詰め込んできた。
思わずむせてゴホゴホと咳き込むと、ひよりはニコニコしながら言う。
「そうなんだ。中谷くんがいなかったから二人とも喧嘩でもしたのかと思った」
「どーゆーこと?ひよりちゃん」
中谷が聞く。
「昨日私が帰るときに秋人がいなかったからさ、走って追いかけたらいつも中谷くんと帰ってる秋人が一人だったからさ。喧嘩して別々に帰ったのかと思って」
すると、中谷は笑いながら俺の肩を掴んで言った。
「俺たちが喧嘩なんかするわけねーだろ。ひよりちゃんと久我みたいに俺と久我はラブラブだし。な!久我」
「いや、俺とひより付き合ってねーし…」
ひよりをチラッと見ると、ひよりはまだニコニコしたまま俺を見ていた。