「…流ちゃあーん…。」 「……………。」 なんだよ…俺の夢見てんのか? 「…すきぃ…」 「……………。」 「…やっぱ違う…」 「えっ」 「だーいすきぃ…」 「…ったく…」 夢の中でまで、なんなんだよ… 随分、喜ばせてくれるじゃねーか。 ほんと… …お前には、敵わねぇ。 俺はそっと、夏の頭を撫でた。 「俺も…」 …大好きだよ、夏のこと。 END