ー控え室ー

お父さん、お母さん、遼お義父さん、秋子お義母さん、さくら先輩、そして颯斗がいた。

「俺が颯斗と雪奏さんが付き合ってる事を知らないとき、鳥飼製薬の令嬢とのお見合い話が有って、颯斗にその事を言ったら『付き合ってる人が居るから』と断られて、その時知らされたのは『鳥飼製薬より上の地位にいる』と言うことだった。颯斗の怒り様から見て見合い話を丁重に断った。」と言った。

「そうなんだ…話してくれてスッキリしたよ。ありがとう。」そう言って私は微笑んだ。

「お父さんたちだけタメ語って変だから私たちもタメ語にしよう?姉妹になるんだしね」とさくら先輩。

「わかり…じゃなくて、分かった。でも、学園にいる時は敬語を使うけど、良いよね?」と言うと

「そうだね。模範となるべき生徒会委員が年上にタメ語なんてダメだもんね?」と言った

「えっとじゃあなんて呼べばいい?」年上だからお義姉ちゃん?でも私、颯斗と、だから兄嫁?になるのかな?…じゃあお義姉ちゃんは変?

悩んでると

「お義姉ちゃんって呼んで?呼ばれて見たかったの《お姉ちゃん》って」そう微笑みながらお義姉ちゃんが言った。