「す、優、くん……」
「なんです?」
不思議そうにあたしを見つめる瞳がなんだか流と重なって見えて、ちょっと恥ずかしくなる。
でも、お泊まり……ってことは、そういうことしてるかもってことで。
き、聞きたい……
今ここにはあたしと優くんの二人だけ。
聞くのなら、今しかない、よね?
「あ、の…あのね……」
なかなか話し出さないあたしを、優くんは真剣な目で待ってくれる。
もぉ〜〜……、が、がんばれあたしっ!!
「す、すぐれくん、も……か、かの、じょと…そういうこと、してるの……?」
って、あやふやすぎるよあたし……
でも恥ずかしくて、顔が熱くて……これ以上は無理ぃ!!
思わず顔を覆って俯いてしまう。
そんなあたしの姿から言いたいことを察したのか、優くんはあー……とちょっと困ったような声を出した。
「ご、ごめんね……ヘンなこと聞いて……」
冷静に考えみたらそんなこと他人には話せないよね。
うぅ……恥ずかしいぃ。
「あ、別にいいんですけどね。
んー、結果的に言うとしてますよ。萌サンの言いたいこと」
え、そんなあっさり……
顔をあげると少しいじわるそうな顔をして笑っている優くんがいて。
な、なんか嫌な予感がする……
ちょっとドキドキしているあたしに、優くんは目線を合わせるようにしゃがみこむ。
「かわいいんですよ、ボクの彼女。
ボクって意外にSなんで、彼女のこと苛めるの大好きなんですよ」
「へ?そ、そうなんですか……?」
す、優くんってSなんだ……
え、と……他の人を苛めるのが好きってことだよね?
よく分からないけど……


