よしっ!晩御飯の材料は買ったし、準備オッケー!
ふふ、遼矢ビックリするかな?
楽しみだな~
遼矢の驚く顔を思い浮かべながら彼のマンションまで歩いた。
すると少し前の方に遼矢の姿が見えた。
あ、遼矢だ!!
「りょうっ!」
声をかけようとしたが目の前の状況にパニックになり言葉が出なかった。
今、遼矢の隣にいたのって………女の人?
うそ、そんなはずないよね?
遼矢が浮気なんてするはずないよね?
“浮気”という文字が浮かんだ瞬間に涙が溢れ出した。
なんで、いつからなんだろ?
この前会ったときは普通だったのに……
