誰…?

僕は、もう一度、聞き返す。


「私は、全ての命を見守る神です。

ようやく、君の出番が来た様だ。」


えっ…?


「これから君は戦いの地へと向かい、

勝ち残りひとつの生命を名乗るのです。」

でも、僕…
もう少しここで、のんびりしていたいな。


「なりません。」


なぜ…ですか?

「君を待っている人がいるからです。」

僕を待っている?