日が落ちあたりが暗くなってきた。

アルカは、泣き続けた、すると背中をトントン叩かれた。

アルカはぐしゃぐしゃの顔でその人物を見つめた。

その人物は

「おいで。友達がいっぱいいるよ」

アルカは反射的に頷いた。

『うん』
『ねぇあなたの名前はなぁに?』

すると
「私はひなこです。ひなこ先生と呼んでね。」
ひなこは笑顔で答えた。

アルカは、一番最初の疑問を口にした。

「ここはどこ?」

ひなこは
「ここはね、施設だよ」

「施設?」


「そう、桜学園と言ってね、えーっと
あなたの名前は?」


「アルカ…」

「そうアルカちゃんみたいな子が集まるところだよ。」

アルカはよくわからなかったが頷いた。

「もう夜遅いからここで寝てね?」
とひなこは言うと行ってしまった。


アルカは用意されている布団にはいると
、泣き疲れたのかすぐ眠ってしまった。