そしてその夜

「うわぁ!夢結すごく似合ってる!」

パーティーの支度ために美羽の部屋にきている

「そう?ありがとう

でも今すぐ着替えたいんだけど…」

なんで好きでもないパーティーに好きでもないデザインのワンピースででないといけないのよ…

「もう夢結ってぜいたくよね!

そんな容姿なんだから最大限に引き出さないともったいないよ!」

…そうですか

「あなたも十分お美しいと思いますがね…」
「そう?ありがとう

この日のためにダイエットがんばったんだよね〜」

…キラキラスマイルで嬉しそうにいっている美羽が眩しい

「さあさあ早く行くよ!」

うきうきしながらいっている美羽が羨ましいわ…

なんなんだろうこの温度差は…

なんて思いながら腕を引っ張られて会場に向かった