「きゃあっ…!?ノヴァ!?」
振り返れば、そこにはまさに今対抗心を燃やしていた相手が立っていた。
「な、なぁに!?
何しに来た…」
言葉の途中で浮かんできた、
先程のウンディーネとの会話。
『もう、ノヴァが謝ってくれるまで、
話しかけてあげないんだからっ!』
ハッと思い出したリディアは、
訝しげな表情のノヴァに背を向け、
自分の姿が映る噴水の水面を見つめた。
人間嫌いなウンディーネは、きっと
ノヴァが来るのを見て水に帰ってしまったのだろう。
「…ねぇ、リディア。」
それなら一言、言ってくれても良かったではないかと思う。

