―――「今日もここで待っててね」――― それからも、何回かお見舞いにいったけど、一度もおばあちゃんに会わせてくれなかった。 ――ねぇ、いつまでこんな悲しい思いをしなくちゃならないの?? ――早くおばあちゃんに会わせてよ!! この頃の私は、ずっとそんなことばかり考えていた。 お母さんたちの気持ちも知らずに………。