「ごめんね…私のせいで…あなたを苦しめて…ごめんね…」
いつもお母さまは私を見るたびにこう言っていた。
どうして…どうして謝るの…?
お母さまは悪いことはしてないのに…。
どうして私を見るたび、悲しい顔をするの?
いまにも泣きそうな顔をするの?
…ねぇ笑って、お母さま。
太陽を見ることのない私にとってお母さまの笑顔が、私の太陽だから…ー
そう言うと、いつもお母さまはニコッと笑ってくれた。
そうそのまま、ずっと私の側で笑っていて…お母さま。
私の…側に…ー
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