「はい。どなた?」

「おはようございます。マーサです。」

いつもの元気な声ですぐマーサと分かり、急いで扉を開けた。


「おはよう。マーサ。」
ニッコリ微笑み、中に招くと、マーサもニッコリして一礼すると中に入った。
「おはようございます。今日はお早いお目覚めですねぇ。
ご気分も良いみたいで、安心しました。顔色がとってもいいです!」

マーサはいつものように、お喋りしながらテキパキと動いていた。


凛々はテラス側の部屋のソファに座り、マーサの 働く様子を見ていた。