泣くだけ泣いたらスッキリした。

泣いてても変わらない。
今私に出来る事は何だろう。何がしたい?

凛々は考えた。

家に帰りたい。
そして、タロの魂を連れ帰るんだ。

凛々はザバッ!とお湯から出ると自分をピカピカに磨きあげた。

全てをあの男が知っているはず。
あいつと対決して、願いを絶対に叶えて見せる!!

凛々は決意して、風呂場から出ていった。