「私の希望です。」
ジャスティスが何か言う前に凛々が口を開いた。
「私は何も知らなかった。いえ、知ろうとしなかった。この魔界の事を。今も全てを知っているわけではありません。
でも、今私は自分の存在する意味が分かりました。
黙っているつもりだったけどやっぱり謝りたいの。…ごめんなさい。
これからはこの名前で生きていきたいの。そして、大好きなこの国の為に頑張ります。宜しくお願いします!」
最後は声も裏返り、勢いよく頭を下げた姿も王妃らしくなかった。
言ってから後悔した。
怖くて顔があげられなかった。
ジャスティスが何か言う前に凛々が口を開いた。
「私は何も知らなかった。いえ、知ろうとしなかった。この魔界の事を。今も全てを知っているわけではありません。
でも、今私は自分の存在する意味が分かりました。
黙っているつもりだったけどやっぱり謝りたいの。…ごめんなさい。
これからはこの名前で生きていきたいの。そして、大好きなこの国の為に頑張ります。宜しくお願いします!」
最後は声も裏返り、勢いよく頭を下げた姿も王妃らしくなかった。
言ってから後悔した。
怖くて顔があげられなかった。
