運命の二人~白と黒の物語~

凛々の深紅の瞳は涙が灯りを反射してキラキラしていた。


その奥に。


あの夜、二人で過ごした時に見た、神秘的な深い色合いが揺れていた。


優しさと慈愛が満ち溢れ、どこまでも吸い込まれそうになる紅い瞳。


頬を少しだけ高揚させて、ジャスティスをじっと見つめていた。


口に出して言わなくても分かる。


もう独りではない。


ずっと愛し求めてきた女性をやっと手にする事が出来たのだ。


「…ああ。愛しい凛々。やっとつかまえた。」


ジャスティスは包み込むように凛々を胸のなかに閉じこめた。