ジャスティスの顔が苦悩で歪んだ。


…ジェットも辛くて苦しいんだね。


そう思いたった時、彼に触れたいと思った。


せめて苦しみを半分にしてあげたい。


私が辛いとき、ジェットがそうしてくれたように。


凛々はもう一度彼に手を伸ばした。


闇のオーラが再度吹き荒れたが、今度は怯むことなく、光を目指して手を伸ばし、彼と彼の心に触れようとした。


(届け!私の気持ち!)


触れたと感じた瞬間に凛々は意識を失った。