身体が重い。


ジャスティスはそんな事を考えなから歩いていた。


目の前は暗闇しかない。

しかし、そんなことは気にならなかった。


もう自分には何も残っていないのだから。


こんな辛い世界は消してしまおう。


消えたら、私の苦しみもなくなる。


…それにしても。私を苦しめるものは何だったろう?


…思い出せない。


大切なものだったような…


もういい。


忘れてしまおう。


ここはひどく落ち着く。

…眠りたい…