「…それは。タロの誇りに傷つけたと言うこと?」


「そうだ。僕が凛々を選んだ理由はさっき話したよね?」


「うん」


「望みは一緒にいること。凛々が何に生まれ変わろうとそれは自由なんだ。」


「僕らの仲間はなりたいものになる。
地球に長くいたいと、樹木になるものもいるし、蚊のようにいつも危険と隣り合わせなデンジャラスなものに生まれ変わりたいものもいる。輪廻天性はすぐには出来ないのに、一瞬の命の輝きに全てをかけてる。」


魂は楽しそうに話しを続けた。


「良い奴になろうが、極悪人になろうが、産まれた後さえ自由だ。決して後悔はしない。また魂に戻るまで精一杯生きるのさ!」