凛々はジャスティスをまじまじと見た。


黙って見ている私に苛々するでもなく、答えを求めるでもなく、優しく受け止めようとしている。

この時初めて凛々の心に大きな変化が起きた。


今まで誰にもタロにさえ感じたことのない感情。

それは。


尊敬する、気持ち。