ジャスティスと一緒に彼の部屋に戻った凛々は、いつもの書斎ではなく、その奥にあるプライベートルームへと案内された。


部屋の中はちょっとしたパーティーが開けそうなくらい広々した空間だった。


全体的に落ち着いた色合いでまとめられていて、調度品も豪奢というより家庭的で、落ち着く。


「お家に帰ってきたみたい。」


凛々が呟くとジャスティスは嬉しそうに笑顔を向けた。