ジャスティスは苦笑した。


「君は本当に逃げるのが上手い。私の真剣な問いかけもさらりとかわしてしまう。」


凛々が何か言おうとするのを制してジャスティスは続けた。


「分かっているさ。今の状況はフェアじゃないと言いたいんだろう?
先の森であった事にしろ、確かに君には情報が少ない。」


ジャスティスは凛々の顎から手を離した。


「全てを話していい時がきたようだ。
凛々も聞く耳があるようだしな。」


ジャスティスは凛々に顔を近づけてニヤリとした。


凛々がプイと横をむいたのを見て、ジャスティスはクスクスと笑った。。