また明日。


今の私は、これからもこの生活が続くんだって、疑う事もなかった。

沢山の友達。

告白なんてプレミア付きの楽しい学生生活。

優しい家族。


そして、タロと過ごす満たされた時間。


その全てが一瞬にして壊れる日が来るなんて。


家に向かったこの時から、私の運命の歯車が、別の方向へと回り出した。