「私には言い訳すら許されないのか?君はいつも真実から目をそらして話を聞こうとしない。」


「なんですって!」

凛々はカッとなり振り向いた。


「私は知りたいって、話だって聞きたいと思ってるわ。でも、いろいろ隠していたのはそっちでしょ?私のせいにしないで!」


ジャスティスは凛々に近づく。
「本当に?いつも核心に近づくと逃げていくのは凛々のほうだろう。」


彼にしては珍しく意地悪くいった。


「真実か知りたいなら、事実を受け止めるべきだ。」

ひどい!

凛々は目が潤んできた。

「事実って何よ!訳が分からない。
あなたなんか大っ嫌い!!」