凛々は驚いて身体を硬くする。
すぐにジャスティスは身を引いて、寂しそうな顔をした。


「分かっているから怖がらないでくれ。君に拒まれると、思っている以上に辛いんだ。」


「だから。無理強いはしない。約束する。そしてお互いを思いあう事が出来たなら。
君が私にキスをしてくれ。待っているから。」


ジャスティスは一言一言に思いを込めて伝えると、包み込むように抱き締めた。