True love

連絡を取り合って
三日くらい過ぎた朝方。

ー藤井 悠馬からの着信ですー

また電話だ。
ちょっと喜んでる自分もいる。

話す内容は
ほとんど彼女の愚痴、というか
なんというか...

『マジ別れたい』
「別れればいいじゃないですか(笑)」
『店長とかいろいろめんどくせぇじゃん?
まあ多分今年いっぱいでバイト辞めるし
辞めてからかな!別れんのは!』

まあ確かにウチのバイト先は
居酒屋っていうのもあるけど、
異常にプライベートでの関係が多い。

社員さんと付き合っている先輩とか、
元カノがいたり、元カレがいたり、
私はそういう関係はないけど
SNSで繋がったりLINE交換したり
するくらいかな。

「てかなんでそんな別れたいんですか〜?」
『だって笠原(カサハラ)めんどくせぇんだもん。あいつサバサバしてそうじゃん?』
「してそうですね」

彼女さんは黒髪ロングの
センター分けで細い。
美人なお姉さんって感じの人で、
本当サバサバしてそう。

『だろ?!でもさ、してないんだよね。好きとか言ってくるし、記念日とか気にするし、俺そういうの超めんどくせぇ』
「記念日いつなんですか?笑」
『あー...ん?今日?今日だわ。今日で4か月だ(笑)』

えぇ?!そんな気にしないもんなの?!
私も4か月記念日とか言いたいわ。
2か月ちょっとしか続いたことがなく、
いっつも長い付き合いができない。