君に弱いワタシ~イタズラなkiss~

レンは小声で、


「なんなんだよ!」


「私の名前が聞こえたの!少しくらい、いいじゃない。静かにっ‼︎」


それからレンはしゃべらなくなった。


そして、中で行われている会話を聞いていると、予想外な話が聞こえてきた。



「シドウさん。私たち、いつまで『ニセ』の恋人を続けるんです?」



「そうだな。今はまだわからないが、そろそろだと思う…」


え……?
アヤと、シドウさんが『ニセ』の恋人!?