「それで、どうしたの?」



アヤが小声で話し始めた。



「それがさぁ、すごい状況になったんだよー!」



「えっ、どんなどんな?」



興味津々のアヤ。
こういう時、親友はいいなって思う。
何もかも、アヤになら話すことができる。そして、一緒に喜んでくれたり悲しんでくれたりする。




私は、そんなアヤが大好き。
アヤも私のこと、そんな風に思ってくれてるのかな?





「実はさ、レンにはある弱点があって、それを話してたときにお互い興奮しちゃって、レンに押し倒されちゃったのー!」