君に弱いワタシ~イタズラなkiss~

「そうです‼︎初めてですよ‼︎何か悪いですか⁉︎」



半泣きの状態だった。



「どうせ、私のことバカにしてるんでしょう‼︎」

「あははは、やっぱり君面白いね‼︎よし、君にしよう」



レンは笑った。
やっぱりバカにされてた…


って、私にしようって何を?




「えっと、バカにするのは自由だけど、何の話?」

「君…じゃなくて、カノン。俺の彼女になってくれない?」

「…」



ちょっと待とう。
え、彼女?
何で急に?
さっきから、話の内容が
全くつかめないんだけど…


しばらく黙っていると、レンが察してくれて、


「あ、ごめんね?話の内容、分からないよね?」
「う、うん。どういう意味なの?彼女って…私たち、話したの今日が始めてなんだよ?」