君に弱いワタシ~イタズラなkiss~

アヤに腕を引っ張られ、そのまま走り続ける。


その先には、
渡り廊下があり外に出た。


「こっち!この階段を降りて」


アヤは、螺旋階段をするりと降りて行き、私も着いて行く。



そして、すぐ横には部室があった。
二階建ての小さなアパートのような所。


「こっちだよ!この中に入って‼︎」


アヤが入って行ったのは、サッカー部の部室だった。


入った瞬間、
渡り廊下の方から声がした。