「だ、だよね!ありがとう。じゃあ今日から、俺のニセカノよろしく」


手を差し出した、レン。
握手…だよね?


レンに手を重ねた。


それと同時に腕を掴まれ、体がレンに引き寄せられる。


チュ。


またキス…された?



「もう、また‼︎なんでそんな風に、何回も…」


と言いかけたところで
また、



チュ。



「覚悟しといてね?」


もう、言葉も出ない。
レンは一言だけ、そうつぶやいたのだった。