「じゃあ、学校すぐそこだけど一緒行くか?」



「うん、でもレンに話したいことがあるんだ」




自分でも意外なことに、そんなことを口走ってしまった。
え、私、何いってるんだろう。
でも、止まらない。




「私たち、もうやめない?」




い、言っちゃった…
恐る恐る顔をあげると、レンは目を見開き驚いていた。
予想通りの反応だー。




どうしよう…




「カノン、それって俺たちの関係のことを言ってるってことでいいんだよな?」



「う、うん…」



「急にどうしたんだ?」