一気に3年全員に睨まれた。 「………お前、誰だよ」 岡崎のドスの聞いた声に少しビビる俺。 すると、岡崎は何か思い出したような表情を浮かべ、 「あー、1年の伊藤じゃねーか」 と呟くように言った。 何で岡崎は俺の名前知ってんだよ……? 接点なんてそんなにないし、話したことは一度もないのに。 「で?やめろって言った?伊藤クン」 岡崎は立ち上がり、こちらに向かってきた。 ただ岡崎を見つめていると、 突然、視界が揺らいだ。