『ちょっ、ゆうた??』

「ん?なんだよ!」

『はや、いよ!』

「おー」

『ちょ、聞いてる!?ハァ…』

疲れたぁ…

「んっ、ついた」


『やっと…ふぁ…つい…たぁぁ!?』





「どーこだ」


ここ…

『昔、私のお母さんと、ゆうたの
お母さんで来たところ?』

何と無くだけど覚えてる。


「正解」

『なんでこんなところ…
みんな待ってるよ!!行かなきゃ』

「後ででもいいだろー?」

『いやまあ…そうだけど…』

「ほら行くぞ!」


そう言ってまた私の手を取った。