「こんなオンナを
持ち帰りするなんて俺みたいな
物好きだけだ。」








芦川さんは
新聞を読みながらこう言う。







「自分を
物好きと認めた…。」








「じゃあ!
俺も物好きだからゆめちゃんちょうだ…。痛!」








敬太さんの頭に
スプーンが飛んでくる。







「次は
包丁投げてやろうか?
敬太?」









「ゴメンナサイ。」