「……蛹っ!!」 今度は幻聴じゃない…、 しっかり した、貴方の声が…聴こえた。 それから懐かしい、貴方の匂いと… 大好きな手の、感触……。 …でも その姿を確認する前に、 ″私″の目の前は、真っ暗に なった。