「早く、これを持って行かないと…」
左手にある人形を、そっと見つめてみる。
――――この人形を持っていく途中で、私が鬼に見つかったとしたら?
私はもちろん殺されるだろう。
この人形は、どうなるんだろう?
元の場所に戻るのかな?
でも、そしたら次の日に、私が見つけられちゃうはず。
「……そんなこと考えても仕方ないか。とにかく持って行こう」
そう決めて、立ち上がったとき。
スピーカーから、ノイズの音が聞こえて。
『相浦聡、脱落です。これから人数が減ったことによるミッションを行います』
「ミッション!? そんなの書いてなかったじゃん!」
スピーカーに向けて、つい怒ってしまう。
だって、そんなの書いてなかったのに。
『今回のミッションは、レベル1です。男女ペアを作って、ペア同士で手を繋いでください』
「なんだ。簡単なものなんだ」
ホッと一息吐いたのも束の間。
どうやって相手を探せば良いんだろう。
『制限時間は、10分です』
ケータイの画面を見ると、時刻はちょうど0時半。
もうそんなに経ってたのか。
画面の上の方を見ると、圏外の文字。
「連絡は、出来ない…か」
どうしよう。私はまた考えさせられることになった。
左手にある人形を、そっと見つめてみる。
――――この人形を持っていく途中で、私が鬼に見つかったとしたら?
私はもちろん殺されるだろう。
この人形は、どうなるんだろう?
元の場所に戻るのかな?
でも、そしたら次の日に、私が見つけられちゃうはず。
「……そんなこと考えても仕方ないか。とにかく持って行こう」
そう決めて、立ち上がったとき。
スピーカーから、ノイズの音が聞こえて。
『相浦聡、脱落です。これから人数が減ったことによるミッションを行います』
「ミッション!? そんなの書いてなかったじゃん!」
スピーカーに向けて、つい怒ってしまう。
だって、そんなの書いてなかったのに。
『今回のミッションは、レベル1です。男女ペアを作って、ペア同士で手を繋いでください』
「なんだ。簡単なものなんだ」
ホッと一息吐いたのも束の間。
どうやって相手を探せば良いんだろう。
『制限時間は、10分です』
ケータイの画面を見ると、時刻はちょうど0時半。
もうそんなに経ってたのか。
画面の上の方を見ると、圏外の文字。
「連絡は、出来ない…か」
どうしよう。私はまた考えさせられることになった。
