入学式が終わったばかりだというのに、男子生徒はヒロキ以外全員席を立っていた。しかし、そのヒロキも本当は席を立ち「彼女」の元へ飛んで行きたいのだが、幼馴染の優奈がそれを許さない。

「優奈、そろそろ手を離せ