「これがいい機会だよ。キッパリ諦めるっきゃないね。」


「な、なにいってんのっ!諦めちゃダメだってば。チャンスはあるよ。きっと。。心優、本当は諦めきれないんでしょ?無理に嫌いになる必要はないっ!!」


り、莉奈…


そうだよ。莉奈の言うとおり。


本当は諦めたくない、いや、諦めることなんてできやしないんだ。


私、何のために学校に行ってたと思う?


先生の顔を見るためなんだよ。


私っ、まだ諦めきれないよっ!


「…グスッ…莉奈、ありがとう。私自分に嘘ついてる。諦めるなんて出来ないよ。。。彼女いるって分かっちゃったけど、それでもいい。見てるだけで幸せだからっ!」


「そうだよっ!心優は笑ってなきゃねっ!」


「あ、 ありがどゔ~~~~」


ぐうぅ〜ッ


「あっ、心優お腹なった〜っ!もうお昼時だし食べよっかっ!」


ありがとう。ありがとう。


莉奈と友達でよかったです。


本当にありがとう。