家の方角が4人とも一緒だから、嫌でも一緒に帰ることになる。



(早く家について欲しい)


でないと輝夜がキレそうだ。


以前、輝夜がキレた時はそれはもう大変だった。


声がワントーン低くなり、ニッコニコの笑顔で霊言を詠唱し出した時はホントに焦った。

輝夜の式神がなんとか説得し、おさまった。



それからは、輝夜を怒らせないようにいつも気を配っている。



……と言っている朱鳥がキレた時、1番手をつけられない。