青い残光【完】












きらりさんが紹介してくれた人…


梅崎 翔(うめさき しょう)さんと出会ったのは、シーズン夏場の過密日程が終わった頃。
夏の終わりだった。









「はじめまして。梅崎 翔です。」






「は……はじめまして。忍野 瑠璃です、」









出会いの場は、きらりさんのチョイスで何故かファミレスだった。





ファミレスの騒がしい空気に似合わない、梅崎さんのぐっと落ち着いた雰囲気に…わたしは驚いた。






落ち着いた色合いで、オシャレな私服。
短く爽やかな髪型。
目鼻立ちがハッキリしていて、整っている顔。


背も高く、すらっとしている。








気後れするくらいカッコイイ大人の男性だった。






聞けば、わたしの5歳上なのだという。
とても仕事が出来て、若いのにきらりさんの上司らしい。
……すごい。









梅崎さんには長い間、彼女がいないらしい。



それを少し前に聞いたきらりさんが、ちょうど別れたばかりのわたしを「梅崎さんに紹介したい!」と強引にセッティングしたのが今日の出会いのようだ。







これまでの経緯を丁寧に説明してくれた後、きらりさんは勝手にファミレスを出て行った。

どうやら気を使ったらしい。