「ごめん…急に呼んでさ。 …聞きたいことあるんだけど、今、いい?」 緊張で汗ばむ手。 心臓が…おかしくなりそう。 「…何」 「何で、達哉は私に別れようって言ったの?」 「は? お前さ、自分のしたこと忘れた訳?」 「…私、何した?」 「惚けんなよ! 俺は色んな奴から聞いたんだからな!」 「…もしかしてそれって、 私が浮気してるとか…そういうの?」 …そうだったら、 嘘だよって言えるけど。 違ったらどうしよう。