そこで私の頭にぱっと浮かんだもの。 それは信用だとかそんなものは全く関係なく、 ただの私の願望。 「私のこと、名前で呼んで!」 「……は?」 さすがの達哉も理解していないみたいだった。 何でそれが同居と家売るのと関係あるんだよ、って言いたそうな顔。 でも私はそんな達哉を無視。