「私、達哉の家に住んじゃっていいの?」 私がそう聞くと、達哉はこくんと頷いた。 「ああ、狭いアパートだけどな」 「知ってるよ、そんなこと あ、でも私の家どうしよ…」 いつも達哉の家に行ってるからって自分の家が無いわけではない。 一応毎日、住んでますから。 それなりに愛着もあったんだけど…